72: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/14(土) 11:43:26.34 ID:p9JQiW5R0
歩夢「栞子ちゃん? どうかしたの?」
栞子「あ、いえ……。……この町には随分ポケモンが多いなと思いまして……」
せつ菜「確かに、コメコは町中にいるポケモンがすごく多いところかもしれません」
侑「この町は、ポケモンと一緒に生活してる町だからね」
「イブィ」
栞子「ポケモンと一緒に……ポケモントレーナーがたくさんいるということですか?」
歩夢「うぅん、そうじゃなくて……ポケモンと一緒に農業をしながら毎日暮らしてるんだよ」
栞子「い、今でもですか……?」
歩夢「うん、そうだよ。町の北側に行くと、大きな農業地帯と牧場があって、そこだともっと多くのポケモンが人と協力して毎日頑張ってるんだよ♪」
栞子「ほ、本当ですか……?」
栞子ちゃんは目を丸くする。
栞子「……今の時代は……人と関わるほとんどのポケモンが、モンスターボールに入って、人に従っているんだと思っていました……」
歩夢「そんなことないよ? 私の家も、一緒に住んでる子たちは常にボールの外に居たし……」
せつ菜「人とポケモンは、お互いこの地方に生きる仲間ですからね。私の住んでいるローズシティみたいに、ポケモンが街中に居ない方がむしろ特殊なくらいです」
リナ『コメコはローズとは真逆かもね。この町は何百年も前から、ポケモンと共に生きてきて、その形が今も続いてる町だから』 || ╹ ◡ ╹ ||
栞子「そう……なのですね……」
栞子ちゃんはそう言いながら、町中を歩いているドロバンコを目で追いかけている。
歩夢「……気になるなら、今からコメコ牧場に行ってみる?」
栞子「え、い、いいのですか……!?」
歩夢「うん♪ コメコ牧場は私も好きだから、栞子ちゃんにも知って欲しいなって♪」
せつ菜「確かに、見られるときに見ておくのはいいことだと思いますよ」
侑「そうだね。せっかく、朧月の洞の外に居るんだし……この機会に、この地方のいろんなものに触れてみるのもいいかもしれないね」
栞子「……はい。あの……よ、よろしくお願いします……歩夢さん……!」
歩夢「うん♪ それじゃ私、栞子ちゃんと牧場まで行ってくるね!」
せつ菜「それでは私は夕食の準備をして待っていますね!!」
歩夢「……みんなでコメコ牧場まで行こっか♪ 牧場の搾りたての“モーモーミルク”を使ったメニュー、エマさんにたくさん教えてもらったんだ♪ 私がみんなに作ってあげるね♪」
せつ菜「え……? 急にどうされたんですか……?」
リナ『今、しずくちゃんにメッセージ送っておいた。コメコ牧場集合って』 ||;◐ ◡ ◐ ||
歩夢「うん、ありがとうリナちゃん♪ それじゃ、せつ菜ちゃん、コメコ牧場に行こっか♪」
せつ菜「歩夢さん……? どうして、私の腕を引っ張るんですか……?」
282Res/605.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20