58: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/14(土) 11:21:44.36 ID:p9JQiW5R0
ランジュ「でも、“リリバのみ”が使えるのは一回きり。もう次はないわよ!」
「ハッサムッ!!!!」
ハッサムが突っ込んでくる。
かすみ「力任せ防御ですぅ〜!」
「リムオンッ!!!」
突っ込んでくるメガハッサムをサイコパワーで無理やり押し返す。
今回は“とんぼがえり”だったらしく、メガハッサムがボールに戻り、
「──ロトト」
再びロトムが飛び出してくる。
ランジュ「ふふ、その防御、確かにすごいけど……連発出来ないのかしら?」
かすみ「……ギクッ」
ランジュ「やっぱり図星みたいね」
確かに、この力任せ防御は、文字通り力任せにサイコパワーを解放する分、かなり無駄も多い。
防御範囲は広いけど……連発すると、すぐにブリムオンがバテちゃうという欠点があります。
かすみ「でも、かすみん考えましたよ!! そもそも、こっちの攻撃が遅いのが原因なんです!! 上さえ取っちゃえば、関係ありません! “トリックルーム”!!」
「リムオンッ!!」
周囲の空間が歪み始める。
かすみ「こうすれば素早さは逆転です!! ブリムオン──」
逆転した素早さで、攻撃に転じようとした──そのとき、
ランジュ「“ハイドロポンプ”!!」
「ロトーーーーッ!!!!!」
「リムオンッ…!!!?」
かすみ「……!?」
ブリムオンが強烈な水流によって、吹っ飛ばされた。
かすみ「ぶ、ブリムオン……!!」
かすみんは吹っ飛ばされたブリムオンに駆け寄りますが──
「リ、リム…オン…」
ハッサムの攻撃によって、体力を削られていたこともあって……耐えきれずに戦闘不能になってしまいました。
かすみ「そ、そんな……」
ランジュ「確かに、対抗策としては間違ってないけど……“トリックルーム”は展開するのには隙がある。その間に大技を撃ち込ませて貰ったわ。少し判断が遅かったわね」
かすみ「……ぐぬぬ……」
かすみんはブリムオンをボールに戻しながら立ち上がります。
かすみ「相手はウォッシュロトム……それなら、とにかく相性がいいので速攻片を付けますよ!! ジュカイン!!」
「──カインッ!!!!」
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