45: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:46:15.33 ID:fZboHQww0
せつ菜「ビンゴですね!」
かすみ「ダストダス! 引っ張って!」
「ダストダァッ!!!」
その取っ手をダストダスが思いっきり引っ張ると──鉄板が持ち上がり、そこに階段が現れる。
侑「きっとこの先にありそうだね……! 行こう!」
栞子「はい!」
みんなでゆっくりと階段を降りていくと──小さな空間の中に高そうな壺や、絵画が飾られている小さな部屋があった。
しずく「まさしく……と言った感じですね」
かすみ「ねぇ見て見てー!! 王冠!! これ本物かな〜!? かすみん、初めて見ました〜!!」
しずく「持ってっちゃダメだからね……?」
ぴょんぴょんと飛び跳ねながら王冠を眺めるかすみちゃんを傍目に、私たちは宝物庫を奥へと進んでいく。
すると──奥に小さいけれど、まさしくな宝箱があった。
歩夢「栞子ちゃん」
栞子「……はい」
栞子ちゃんがその箱を開けると──中に翠色に輝く珠が納まっていた。
栞子「これが……“もえぎいろのたま”……」
かすみ「わ、きれーっ!」
侑「この珠なら龍脈からエネルギーを集められるんだよね……?」
栞子「はい、そうなんですが……」
栞子ちゃんは少し困った表情をする。
せつ菜「……これがここにあるということは、ランジュさんはどうやって龍脈のエネルギーを集めるつもりなんでしょうか……?」
そう、私たちはランジュちゃんがこの“もえぎいろのたま”を持ち出している可能性を考えて、珠を探していたわけだけど……この宝珠は結局この場にあったわけで……ランジュちゃんはここに来ているわけじゃないらしい。
かすみ「とにもかくにも、それは必要なんでしょ? とりあえず、それ持ってさっさと外に出ない?」
栞子「……そうですね」
栞子ちゃんがかすみちゃんの言葉に頷きながら、珠を手に取ると──パァァァァと輝き出す。
かすみ「わ、光った……!?」
栞子「この珠は龍脈に近付けば近付くほど強い光を発します。ですので、この珠を持ったまま珠が強く光る場所を探せば、龍脈を見付けることが出来ると思います」
せつ菜「となると次は……」
栞子「はい……。もしランジュも龍脈を探しているなら……これの反応従って、私たちも龍脈の在り処を目指しましょう。きっと、そうすればランジュの行き先にかち合うはずです……!」
私たちは“もえぎいろのたま”の光を頼りに、ランジュちゃんを追って、龍脈探しへと進むのであった。
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