240: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/21(土) 12:30:57.39 ID:Vp8VUFfr0
かすみちゃんは上を指差し──
かすみ「上の火口から外に飛び出せば、レックウザも追ってくるはずです!! 行くよ、ジュカイン……!!」
「カインッ!!!」
かすみちゃんはジュカインの片腕に抱きかかえられながら、飛び出して行く。
しずく「ちょっと!? かすみさん!?」
ジュカインは、軽い身のこなしで、火口内の岩壁を蹴りながらどんどん上昇していく。
だけど──
「キリュリリュリシイィィィィィ…!!!!」
レックウザも黙って見ているわけもなく、かすみちゃんたちに向かって、“エアスラッシュ”を飛ばす。
かすみ「しず子!! 援護して!!」
しずく「ああもう……!! バリコオル!! “ひかりのかべ”!!」
かすみちゃんたちに当たる直前で、伸びてきた“ひかりのかべ”によって、“エアスラッシュ”の前進速度が落ち──その隙に、ジュカインは攻撃範囲から離脱するように、さらに上へ……。
その直後、“エアスラッシュ”が先ほどまでかすみちゃんたちが居た岩壁に炸裂し──その場所を抉り取る。
かすみ「しず子ーーー!! ナイスフォローーーー!!」
しずく「む、無茶するんだから……!!」
確かに、かすみちゃんはかなり無茶なことをしているようには見えるけど──
侑「私たちもかすみちゃんに続こう……! このままここに居ても、勝ち目がない……! ウォーグル!!」
「ウォーグ!!!」
私はウォーグルを呼び寄せ、
せつ菜「ですね……! エアームド!!」
「──ムドーーー!!!」
せつ菜ちゃんがエアームドの背に乗る。
栞子「私も行きます……!」
そう言って、栞子ちゃんがウォーグルを呼び戻すのと、ほぼ同時に、
ランジュ「栞子! 貴方は危ないから、来た道を戻って外から飛んできて……!」
ランジュちゃんがジジーロンの背に乗りながら、栞子ちゃんに向かって言う。
栞子「え!? で、ですが……!!」
せつ菜「確かに、全員で同時に昇るのは危険かもしれません……! 下は溶岩です……撃ち落とされでもしたら、一巻の終わりです……!」
しずく「ですね……。上に行くのはかすみさんたちに任せて、私たちは下から援護します……!」
侑「ごめん……! お願い……! 私たちが全員抜けたら、歩夢たちは来た道を戻って退避して……!」
歩夢「侑ちゃん……でも……」
侑「大丈夫……! 信じて……!」
歩夢「……わかった」
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