230: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/21(土) 12:20:09.16 ID:Vp8VUFfr0
■ChapterΔ011 『人とポケモン』 【SIDE Yu】
ツシマ研究所で一晩過ごして……翌日。
私たちは“そらをとぶ”でオトノキ地方の北を目指していた。
せつ菜「皆さん! 見えてきましたよ!」
──せつ菜ちゃん先導のもと飛んでいくと、大きな湖が見えてくる。
空から見たその湖は、確かに竜の頭部を思わせるシルエットをしていて、その竜の目に当たる部分に、火山が見える。
侑「あれが……天睛山」
「ブイ〜…」
かすみ「でもあれ、どこから入るんですか? 上の火口から……?」
せつ菜「いえ、天睛山には奥に繋がる火山洞が外から続いているので、そこから入ることが出来ますよ」
侑「それじゃ、一旦火山洞の入り口に行こう!」
「イブィ♪」
せつ菜「はい! ご案内します! エアームド!」
「ムドーー!!!」
🎹 🎹 🎹
せつ菜ちゃんの言うとおり、天睛山の麓に降りると、大きな洞窟が口を開けていた。
洞窟を見るや否や、
ランジュ「さぁ、貴方たち! 行くわよ! ランジュに付いてきなさい!」
ランジュちゃんが意気揚々と進んでいく。
栞子「あ、ちょっと、ランジュ……! 単独行動しないでください……!」
ミア「やれやれ……」
栞子ちゃんが小走りでランジュちゃんを追いかけ、ミアちゃんが肩を竦めながら後を追う。
せつ菜「私たちも行きましょう。足元が不安定なので、気を付けてくださいね」
かすみ「もう〜かすみんたち、これでも地方中旅して回ってるんですよ? 今更、荒れ道程度で転んだり──って、わぁぁぁぁ!!!?」
かすみちゃんが足元のでっぱりに引っ掛かって、盛大にすっ転ぶ。
しずく「か、かすみさん、大丈夫!?」
かすみ「い、痛い〜……しず子ぉ〜……」
しずく「もう……気を付けないと……」
しずくちゃんが、へたり込むかすみちゃんの頭を撫でる。
歩夢「でも、本当に凸凹だね……」
リナ『舗装された道ではないからね。噴火活動によって、出来た横穴でしかないから』 || ╹ᇫ╹ ||
282Res/605.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20