223: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/20(金) 12:33:34.13 ID:WJiIP5Z70
親ガルーラの拳が引かれる。
狙うなら──今この一瞬しかない。
侑「イーブイッ!!!!」
あの技を見せるときだ。
侑「“とっておき”!!!」
「ブイッ!!!!」
ランジュ「な……!?」
「ガルッ!!?」
イーブイの体からエネルギーが溢れて、光り出す。
ランジュ「うそ……!? 技を全部使ったの!? ガルーラ、放しなさい!!」
イーブイはガルーラの目の前でぱぁぁぁっと光り輝き──
「…ガルッ!!!」
親ガルーラが手を放すのと同時に──光はすぐに消えていった。
ランジュ「え……?」
──当たり前だ。
“とっておき”は覚えている技を全て使わないといけない。
最初は2つしか技を覚えていなかったイーブイも……今はたくさん技を覚えている。
ランジュ「な、なんなのよ……!」
でも──これで、いい。
ランジュ「ガルーラ!! 今度こそ、決め……」
ランジュちゃんの言葉が、止まった。
それも、そのはず。
ランジュ「……い、イーブイは……どこ……!?」
「ガ、ガァルッ…!!!?」
先ほどまで親ガルーラが掴んでいたはずのイーブイは、フィールド上から姿を消していた。
“とっておき”はただの目くらましだ……!
そして──決めるなら、今しかない。
侑「イーブイ!!! 全力で行くよっ!!!!」
私の声に呼応するように──
「──ブィィィィィィィィッ!!!!!!!!!!」
親ガルーラの──ポケットの中から眩い光と共に、イーブイの雄叫びが聞こえてくる。
ランジュ「うそっ!? ポケットの中……!?」
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