2: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/11(水) 14:10:51.27 ID:mgX0GYuD0
■ChapterΔ001 『伝説のポケモン』 【SIDE Yu】
──ウルトラスペースでの戦いから、早くも半年が経とうとしていた。
私と歩夢は、
侑「ふぁぁ……」
歩夢「侑ちゃん、眠そうだね? また、遅くまでバトル大会のビデオ見てたんでしょ?」
侑「ちょっとだけ……」
「ブイ…」
リナ『昨日は4時まで見てた。すごい夜更かし』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
侑「……り、リナちゃん……!」
歩夢「もう……侑ちゃんったら……」
ゆったりとした日々を過ごしていた。
今日も歩夢から、ベランダ越しに寝不足を指摘されている。
侑「あはは……何もないと思うと……つい……」
歩夢「前の旅が終わってから、ちょっとだらけ過ぎだよ?」
リナ『また旅に出る?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「うーん……って言ってもなぁ……」
私たちはあの戦いの後も、何度か旅をしているけど……ここ1ヶ月くらいはセキレイシティでのんびりしている。
侑「オトノキ地方の、どこを見て回ろうか……」
リナ『確かに、この半年で割と行きつくしたかもしれない……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
歩夢「結構な頻度でいろんなところ行ってたもんね……」
侑「うん……」
もちろん、旅に出たら出たで楽しいし、毎回新しい発見もあるけど……初めて旅に出たときに比べれば、目新しさというものはやはり減っている。
侑「なんかすっごくときめいちゃうような何か……ないかなぁ……」
なんて、ぼやいていたその時だった。
「──なら、良いお話がありますよ!」
侑「え?」
空から声が降ってきて、上を見上げると──エアームドの背に乗って降りてくる少女の姿。
侑・歩夢「「せつ菜ちゃん!?」」
せつ菜「お久しぶりです! 侑さん! 歩夢さん! リナさん!」
リナ『せつ菜さん、久しぶり!』 || > ◡ < ||
「ブイ♪」「シャボ」
せつ菜「イーブイとサスケさんもお久しぶりです♪」
せつ菜ちゃんはニッコリ笑いながら、私たちの前に止まる。
282Res/605.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20