172: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/18(水) 21:02:04.24 ID:1Gm0czzm0
弱点タイプの攻撃なこともあって、マリルリが戦闘不能になって目を回していた。
“クロロブラスト”は自分にも大きな反動ダメージがある分、とても強力な技です。
さらに今回マルマインに持たせた道具はくさタイプの攻撃力を上げる“きせきのタネ”──“とつげきチョッキ”があっても、どうやらその威力には耐えきれなかったようです。
栞子「……やりました……! マルマイン!」
「マインッ」
ランジュ「……っ」
ミア「……おい、ランジュ」
ランジュ「……大丈夫よ、黙って見てなさい」
ミア「……」
ランジュは今にも文句を言いたげなミアさんを言葉で制しながら、次の手持ちをフィールドに出す──
🎹 🎹 🎹
かすみ「しお子すごい……!」
歩夢「うん……! ランジュちゃんを圧倒してる……!」
せつ菜「ランジュさんのトレーナーとしての癖を理解していますね……同門だからでしょうか」
確かに読み勝ちが、試合の流れをいい方向に持って行っている。
──『栞子さん……すごくよく相手を見ながら戦っていますね』としずくちゃん。
ある意味、ランジュちゃんにとっては、栞子ちゃんこそ厄介な相手なのかもしれない。
かすみ「この勝負……勝てますよ……!」
侑「うん……!」
歩夢「栞子ちゃーん! 頑張ってー!!」
🔖 🔖 🔖
背中に声援を受けながら、
「──ガルド」
再び場に現れるギルガルドと相対する。
ギルガルドには、くさタイプでは効果が薄い。なら……!
栞子「“10まんボルト”!!」
「マインッ!!!」
電撃による攻撃。
「ガルド…」
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