151: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/17(火) 12:17:23.86 ID:8ywSMszf0
エースバーンが“かえんボール”を用意する。
吹き飛ばされながらも、受け身を取って立ち上がるメガルカリオ。
そのメガルカリオの体には──波導が巡っているのがわかる。
そしてのその全身を巡る波導にも、強い部分と弱い部分がある。
手足や頭、お腹にはたくさんの波導が集中している反面──他の部位の波導は弱い。
そこが、メガルカリオの急所。
何故だか確信が持てた。
「バーーースッ!!!」
エースバーンが蹴り出した火球は──
「グーゥー…ォー…」
メガルカリオの急所──みぞおちの辺りに、突き刺さり……メガルカリオは花畑の上を転がりながら、戦闘不能になった。
🔔 🔔 🔔
──何が起きているのか理解出来なかった。
さっきまで、こっちが優勢だったはずなのに、気付けば圧倒されていた。
ランジュ「何よ……なんなのよ……これ……」
一方で、歩夢は──
歩夢「…………」
さっきから、ぼんやりと脱力した状態で立ち尽くしているだけ。
まるでポケモンに指示も出していないのに、エースバーンが未来予知でもしているかのような動きで、ルカリオを圧倒してしまった。
ランジュ「……ルカリオ……戻って……」
だけど、まだこっちにだって勝機はある。
カバルドンなら、ほのおタイプのエースバーンと、相性は悪くない。
ランジュ「負けるもんですか……!!」
ランジュは、最後の手持ちを繰り出す──
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