135: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/16(月) 17:59:46.76 ID:xLULnzaZ0
🎹 🎹 🎹
──ツシマ研究所。
善子「しばらく安静にしてなさい。声帯から出血してる。どんな無茶な発声したらそうなるのよ……。悪化するとポリープになるわよ。そうなったら困るでしょ。極力喋らないように」
しずく「────」
ヨハネ博士の言葉に、しずくちゃんが無言で頷く。
かすみ「あ、あの……しず子……大丈夫……なんですよね……?」
善子「ええ。大声の出し過ぎで、声帯が一時的に損傷してるだけ。安静にしてればすぐによくなるわ」
かすみ「よかった……」
侑「とりあえず……しずくちゃんはここで安静にしてた方がいいかな……」
せつ菜「そうですね……。無理をして悪化させてもよくないでしょうし」
しずく「────」
私たちの言葉にしずくちゃんが両手を顔の前で合わせて、「ごめんなさい」の意を示してくる。
かすみ「その間、かすみんが看病します……!」
善子「まあ、おかしいのは喉だけだから、あんまり大袈裟に考えなくてもいいけどね。部屋は自由に使っていいから、しっかり休みなさい」
かすみ「ありがとうございます……ヨハ子博士……」
善子「気にしなくていいわよ。あと、ヨハ子じゃなくてヨハネだからね」
そう言い残して、ヨハネ博士は部屋を出て行った。
侑「それじゃ……次の場所へは、4人で行こうか」
「ブイ」
歩夢「栞子ちゃん、反応はどっち方面?」
栞子「えっと……東です。……それに反応も近い」
せつ菜「ここから東にあるパワースポットらしき場所となると……」
歩夢「……太陽の花畑……!」
リナ『だね。それで、次は誰が戦う?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「私か歩夢だけど……」
果たしてどちらが先に行くべきかだけど──
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