143:名無しNIPPER
2023/12/16(土) 17:40:33.01 ID:XSx7ObrMO
ペパー「…お、あれじゃね?」
ボタン「…うん、ずいぶん古い洋館だな。イメージ通り。」
ペパー「……よし、いくぞ…」ギィィ…
ボタン「……中身は…ボロくない…」
ボタン(幻覚でも見せられてるのか?…)
ペパー「…すみません、誰かいねぇか?」
老紳士「…はい。…おや、いかがいたしましたか。」
ボタン「うわっ…出た…まじか…」
ボタン(…これも話通り…本当に幽霊なんか?)
ペパー「もりのヨウカンってのを探してこの森まできたんだけど…」
老紳士「ああ、もりのヨウカンですか…お待ち下さい…」
老紳士「…どうぞ、もりのヨウカンでございます。」
ペパー「おお、これがもりのヨウカンか…」
老紳士「来客に振る舞っているうちにいつの間にか名物になってしまったようで、これ目当ての方もよくいらしてました。」
ペパー「さっそくいただきます!」
ボタン「ちょ、待て…そんな無警戒に…」
ペパー「…繊細な甘みでうまい!ボタンも食ってみろよ。」
老紳士「どうぞ、遠慮なさらず」
マフィティフ「バウッ!ワウッ!」パクリ
ボタン(…大丈夫…なのか…)パクッ
ボタン「…うま…」
老紳士「自慢の一品でございます。客人をもてなすのは私、そしてお嬢様にとって数少ない楽しみでございましてな。今回も直接おもてなししたいとおっしゃっておりまして、間もなくいらっしゃるかと…」
ボタン(…来るか…)
ギィィ…
お嬢様「久しぶりのお客さん、嬉しいですわ。こんな森に住んでると、退屈で仕方ありませんの。たまに来るお客さんくらいしか楽しみがなくて…あなたの話、色々聞きたいの…トレーナーさんよね?なんでもいいの、家族、ポケモン、友達、とか、聞かせて?」
ペパー「…なら…」
1、家族のこと
2、ポケモンのこと
3、友達のこと
↓1
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