142:名無しNIPPER
2023/12/16(土) 17:39:41.23 ID:XSx7ObrMO
ペパー「…モミさんの言ってた屋敷ってこの森にあるんだよな?」
ボタン「…まさか行くって言うんじゃないだろうな。」
ペパー「だめか?」
ボタン「いや、自らあんな怪しいところに飛び込むのはバカだろ…無事に戻れるかもわからん。」
ペパー「モミさんは無事だったしな。」
ボタン「うちらのときも同じかはわからんし…」
ペパー「それにお目当ての一つだったお菓子、もりのヨウカンも見つかってないしな。そこの屋敷が関わってるかもしれないしな。」
ボタン「ヨウカン?洋館のヨウカンってか……しょうもな…そんなもんのために心霊スポット行くか?」
ペパー「本当に旨いらしいし、それよりもよ、幽霊の話もさ。幽霊の子がほっとけねぇっていうかさ。」
ボタン「幽霊が?」
ペパー「…なんでその子って幽霊になっちまったのかも思ってさ。」
ボタン「…まあ、仮に本当に幽霊だとしたら、屋敷に来たあいつらっていうのに殺されて、その恨みとかじゃ?あなたは違うっていうのも、犯人探してるみたいだし…」
ペパー「それはあると思うんだけどさ、だとしたらモミさんを返さないんじゃねぇかって。なんかモミさんの話ってああいう幽霊にしたら害意が少なすぎるよなって。そこに違和感があったんだよ。」
ボタン「…」
ペパー「その幽霊の女の子の言ってた「あの子」…たぶんポケモンだろ?そいつがどうなったのかも語られてない…少なくともそいつも幽霊になったわけでもなさそうだった、そこも気になるんだよ。」
ボタン「…はぁ…………わかったよ。ペパーの肝はミルタンク級だな……しゃーない。」
ペパー「ありがとよ。ボタン。」
ボタン「…」
ボタン(子どもと友達だったポケモン…か。ペパーはたしかに気になるよな……)
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