シンオウ地方の宝探し
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127:名無しNIPPER
2023/12/02(土) 21:53:13.71 ID:f8OhdRfuO

老紳士『お腹がお空きでしょう。お食事をご用意させていただきました。』

モミ『わぁ…!いただきます!』

ラッキー『ラッキー!』

モミ(食卓につくと、わたしたちの他にもう一つ、食事が準備されていた。)

老紳士『お嬢様が来客を直接もてなしたいとおっしゃりましたので。』

モミ(なるほど、この人は執事で、そのお嬢様って人と住んでるわけね。)

老執事『そろそろいらっしゃるかと…』
ギィィ…
お嬢様『…』

モミ『突然来訪してすみません、私、モミって言います。森を歩いてたら夜になってしまって…』

お嬢様『じいから話は聞いてます。久しぶりのお客さん、嬉しいですわ。こんな森に住んでると、退屈で仕方ありませんの。たまに来るお客さんくらいしか楽しみがなくて…』

モミ(きれいな服に、透き通るような白い肌、気品ある佇まい…いかにも大切にされてるお嬢様って感じ…)

お嬢様『あなたの話、色々聞きたいの…』

モミ『私の話…ですか。ただ森で採集しながら生活してるだけなので、そこまで面白い話が出来るかどうか…』

お嬢様『なんでもいいの。たとえば…そう、森で取れるものとか…』

モミ『この季節だと…モモンとかですかね。味も美味しいですし、解毒効果もあると人気です。』

お嬢様『へぇ…そう…いまはそんなのが人気なのね…』


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