高木さん「うん。西片とお幸せに、だって」西片「っ……からかわれても、困るよ」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/25(日) 02:08:08.40 ID:5WLZequMO
「それで、その……」
「ん? なぁに?」

オレは怒っていない。ただ不安だったのだ。
まさか盗み聞きするわけにも行かず、校舎の裏に消えた高木さんを待つために校門へと向かい、あとはひたすらカカシに徹していた。

「こ、告白の、返事は……?」

生唾を飲み込む。馬鹿馬鹿しい。どうしてオレが覚悟を決める必要があるのか。別にオレたちは付き合っているわけではない。ただ席が隣同士なだけで。いやせめて友達ではあって欲しいと思う。じゃないと、あまりにも。

「気になる?」
「そりゃあっ! ……まあ」

くそっ。思わず感情的になりかけて、反省。
白い溜息を吐き出して、気を落ち着かせる。
オレは待った。なら結末を聞く権利はある。

「ねえ、西片」
「な、なに……?」
「西片は誰かを好きになったことある?」
「…………」

ない、と思う。少なくとも、自覚的には。


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