侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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780: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/10(火) 12:17:20.38 ID:gpGK8xOx0

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次にせつ菜ちゃん。せつ菜ちゃんには千歌さんの誘拐幇助の容疑が掛けられていたんだけど……千歌さんがこれを真っ向から否定。

頑なに、あれはたまたまバトル中に起こったアクシデントだったとリーグに主張し続け……果林さんからも、せつ菜ちゃんはあくまで自分が無理やり言うことを聞かせていたという証言から、完全にお咎めなしとまではいかなかったけど、リーグから厳重注意を受けるくらいに落ち着いた。

……ただ、せつ菜ちゃんもせつ菜ちゃんのご両親も、逆にそれでは納得がいかなったらしく……特にせつ菜ちゃん本人が、ちゃんとペナルティを科して欲しいとリーグに強く主張したらしい。

まさかの当事者からの申し出に海未さんは相当頭を悩ませたらしいけど……結局、3ヶ月間のトレーナー活動の制限及び地域への奉仕活動を言い渡され、ペナルティを受けたせつ菜ちゃんは何故か満足気だったとか……。

そして……せつ菜ちゃんの事実上の責任者だった真姫さんは責任を取って、ジムリーダーを辞め……るつもりだったらしいけど……これも、せつ菜ちゃんのご両親が反対し不問に……なるかと思いきや、これまた何故か当事者の真姫さんが、「それじゃ、示しが付かない」と海未さんに直談判。

悩みに悩んだ海未さんは、突然のジムリーダー辞職は街への影響も大きすぎるという理由から、辞職は受け入れず、3ヶ月間の謹慎ということに落ち着いたそうだ。

なんだか、せつ菜ちゃんと真姫さんの頑固さは……ある意味似た者同士なのかもしれない。

真姫さんが謹慎中は臨時で梨子さんがジムを見ていたそうだ。

そして、せつ菜ちゃんは今──


せつ菜「……これじゃ、全然ダメ」

菜々父「……これでダメなのか」

せつ菜「確かに硬い素材だとは思うけど……私のポケモンのスピードも乗せたら、簡単に壊せちゃうかな。硬度だけじゃなくて、もっと靭性を高めないと耐えられないと思う」

菜々父「わかった。改良しよう。……また、時間があるときに、意見を聴かせてくれ」

せつ菜「うん、わかった」

菜々母「二人ともー、お仕事の話もいいけど、いい加減ご飯にしましょうー?」

せつ菜「あ、お母さんが呼んでる……! 行こ、お父さん」

菜々父「そうだな。菜々」


以前のように、修行の日々を過ごしながら……時折お父さんのお仕事を手伝っているそうだ。

その内容は……ポケモンの攻撃にも耐えられる装甲や建材の研究。

ただ、前と違って、ポケモンと人とを断絶するものとしてではなく、人とポケモンがよりよく共存するために……ポケモンが苦手な人や小さな子供でも安心してポケモンと触れ合えるようにするための道具を研究しているそうだ。

最近はよくご両親とポケモンバトルの観戦に行くことも増えたらしく、この間会ったときにその話を嬉しそうに話してくれた。

すっかりわだかまりは解消され──前以上に笑顔が明るくて、元気で……そして、誰よりも強い、私が憧れたせつ菜ちゃんに戻ってくれて……本当に心の底から安心している。

もう、心配の必要はなさそうだ。



 主人公 せつ菜
 手持ち ダクマ♂ Lv.51 特性:せいしんりょく 性格:ようき 個性:こうきしんがつよい
      ウインディ♂ Lv.86 特性:せいぎのこころ 性格:いじっぱり 個性:たべるのがだいすき
      スターミー Lv.82 特性:しぜんかいふく 性格:おくびょう 個性:ものおとにびんかん
      ゲンガー♀ Lv.84 特性:のろわれボディ 性格:むじゃき 個性:イタズラがすき
      エアームド♀ Lv.80 特性:くだけるよろい 性格:しんちょう 個性:うたれづよい
      ドサイドン♀ Lv.83 特性:ハードロック 性格:ゆうかん 個性:あばれることがすき
 バッジ 8個 図鑑 見つけた数:143匹 捕まえた数:9匹






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