746: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 00:42:29.00 ID:jK0Y5xHa0
私は歩夢の言葉に頷いた。
侑「──歩夢は、私の太陽だから」
歩夢「──侑ちゃんは、私の太陽だから」
侑・歩夢「「私たちは……お互いがお互いの──太陽だから」」
「────」「────」
暁の光に照らされて──朝と夜が入り混じるこの時、この場所で──2匹のコスモウムは──
「──ガオーレッ!!!!」「──ラリオーナッ!!!!」
『光り輝く白銀の太陽』と『赤く燃える赫灼の太陽』へと姿を変えたのだった。
🎹 🎹 🎹
「──ガオーレ…」「──ラリオーナ…」
リナ『ソルガレオ にちりんポケモン 高さ:3.4m 重さ:230.0kg
別世界に 棲むと いわれる。 全身から 無尽蔵の 光エネルギーを
放出し 闇夜も 真昼のように 照らす。 遥か 大昔の 文献に
太陽を 喰らいし 獣と いう 名前で 記録が 残っている。』
歩夢「太陽を喰らいし獣……」
侑「ソルガレオ……」
私たちはコスモウムが進化したポケモン──ソルガレオを見上げる。
果林「まさか……どっちも太陽の化身になるなんて……」
彼方「なんか……勝手にどっちかが太陽でどっちかが月だって思い込んじゃってたね……」
結果はどちらも太陽の化身──白銀の太陽と真っ赤な太陽だった。
「──ガオーレ…」「──ラリオーナ…」
ソルガレオたちが、身を屈める。
侑「うん、ソルガレオ……!」
歩夢「行こう……愛ちゃんを止めに……!」
私たちは、ソルガレオの背に乗る。
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