73: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 00:40:32.07 ID:c3b0uZJF0
愛「とりあえず応急処置っと……」
姫乃「あの人……生身でウルトラスペースに飛び込むなんて……」
せつ菜「…………千歌、さん……」
愛「生存して、どっかの世界に落ちる人もいるからねー。運が良ければ生きてる可能性はあるかな。とりあえず、今から壁直してくるから、操縦席に誰か居てもらっていい? あ、操縦自体は自動だから、触んなくていいけど」
果林「え、ええ……わかったわ」
愛ちゃんがパタパタと部屋から出ていき、果林さんは動揺した様子を見せながら、さっきまで愛ちゃんが座っていた場所に腰を下ろす。
しずく「果林さん、私はどうすればいいですか?♡」
果林「そうね……姫乃」
姫乃「はい」
果林「歩夢としずくちゃんを部屋に案内してあげて……」
姫乃「わかりました。皆さん、付いてきてください」
しずく「……」
果林「しずくちゃん、その子……姫乃に案内してもらって」
しずく「はい♡ わかりました♡」
歩夢「……」
たぶん……今逆らっても、仕方ない……かな。私も大人しく、姫乃さんの後に続く。
果林「せつ菜も……休みなさい。貴方はあのチャンピオンを倒したんだから、疲れてるでしょう?」
せつ菜「…………わかりました」
結局、姫乃さんに連れられて、私としずくちゃんとせつ菜ちゃんは部屋を後にした。
🎀 🎀 🎀
せつ菜「──私は……少し休ませてもらいます……失礼します」
姫乃「はい、ごゆっくりお休みください」
せつ菜ちゃんは気分が悪いのか……頭に手を当てながら、部屋へと戻っていく。
姫乃「そして、こちらが歩夢さん。こちらがしずくさんのお部屋です」
歩夢「は、はい……」
しずく「はい、ありがとうございます」
姫乃「ただ、歩夢さんとしずくさんのお部屋には外からロックを掛けさせていただきます。くれぐれもおかしなことはしないように」
歩夢「……」
しずく「これも、果林さんからの指示なんですよね? でしたら、私は従うだけです♡」
しずくちゃんはそれだけ言うと、何も疑わずに部屋へと入って行ってしまった。
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