687: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:50:28.63 ID:5MWtUFJH0
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──日を改めて……。
愛「りなりー、資料全部別の部屋に移動した?」
璃奈「大丈夫」
愛「あんがと。計器こっちでいい?」
璃奈「うん。そこで固定して」
愛「了解」
璃奈「ボール固定、金属パーツアタッチメント装着……完了」
愛「計器固定完了したよ」
璃奈「ありがとう。さっき、愛さんの端末に録画機器の設置位置送っておいたから、それどおりに移動しておいて」
愛「任せろ〜!」
璃奈「あとは……」
愛「あ、録画機材のデータ、端末に自動送信になってる〜?」
璃奈「確認する」
私たちはバタバタと準備を進めていた。
昨日取ったベベノムのデータは……数値の上では、十分にホールを開きうるものになっていた。
つまり、これから行うのは──本番だ。
愛「……2つのボールのシステムリンクさせたよ。こっちの端末で操作できる」
璃奈「ベベノムに金属ベルト装着完了……ちょっと重いけど我慢してね」
「ベベノ〜♪」「ベベノ〜♪」
璃奈「うん。いいこいいこ」
愛「電磁石の方も準備出来たよ。端末操作ワンタッチで起動しちゃうから注意してね」
璃奈「うん、わかった」
いざというときにベベノムたちを助けるための準備も出来た。
璃奈「あとは、私たち」
愛「うん。じゃあ、背中向けて。ハーネス着けちゃうから」
璃奈「お願い」
私たちも緊急時に自分たちを固定するための器具を取りつけていく。
璃奈「愛さんにも着けるから背中向けて」
愛「うん、お願いね、りなりー」
愛さんにも私と同じようなハーネスを取りつける。
──これで準備は出来た。
璃奈「愛さん、始めよう」
愛「うん」
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