658: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/07(土) 12:02:18.33 ID:Xct6+7De0
歩夢「せつ菜ちゃんとかすみちゃんも、どうぞ♪」
せつ菜「ありがとう、ございます……ふぁぁ……」
かすみ「いただきまーす……。……ふー……ふー……。……こくこく……。……えへへぇ……おいしい……」
歩夢「しずくちゃんは……今飲む……?」
しずく「あ、すみません……。かすみさんの髪を梳かし終わったら頂きます。そこに置いておいてもらえれば……」
歩夢「うん、わかった♪」
「シャボ」
歩夢「サスケの分もすぐに用意するから、ちょっと待ってね」
「シャボ」
みんなにエネココアを配り終わり、歩夢も私の隣に腰を下ろして、エネココアを飲み始める。
これから最後の戦いを控えているというのに、なんだか随分と穏やかな時間が流れていた。
せつ菜「もう、すっかり深夜ですね……」
リナ『夜明けまで、だいたいあと4時間くらいだね』 || ╹ ◡ ╹ ||
かすみ「4時間……そう考えるとまだ結構あるかも……」
歩夢「みんなでお話ししてたら、すぐだと思うよ♪ 彼方さんたちを起こさないように、小さな声でだけど……」
しずく「そうですね」
リナ『どんなお話しするの?』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「……それなんだけどさ。……私、リナちゃんの話が聞きたいな」
リナ『私の?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「よく考えたら……私たち、リナちゃんが……璃奈さんとして、生きていた頃のこと……ほとんど知らないから……。もちろん、リナちゃんが嫌じゃなかったらだけど……」
リナ『構わないよ。……うぅん、というより、私も侑さんたちには、知っておいて欲しいかも。ただ、ちょっと長い話になっちゃうけど……いい?』 || ╹ ◡ ╹ ||
リナちゃんの言葉を受けて、みんなが首を縦に振る。
侑「うん。……聞かせて、リナちゃんのこと」
リナ『わかった。……それじゃ、話すね。私が……プリズムステイツで──愛さんたちと過ごした、日々のこと……』 || ╹ ◡ ╹ ||
リナちゃんはそう前置いて……生きていたときの──昔話を語り始めた……。
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