侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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57: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/18(日) 20:14:15.69 ID:X9ltvPdj0

かすみ「……侑先輩が、そんなこと言う腰抜けさんだったなんて……知りませんでした……!!」

侑「……腰抜けって……」

かすみ「その根性──かすみんが叩き直してやります……!! ゾロア!! “あくのはどう”!!」
 「ガーーーーゥゥ!!!!!」

侑「うわぁっ!!?」


私は咄嗟に身を屈めて避ける。


侑「や、やめてよっ!! かすみちゃん!!」

かすみ「やめて欲しかったら、力尽くで止めればいいじゃないですか!! ジグザグマ!! “ミサイルばり”!!」
 「ザグマァッ!!!」

侑「……っ」


私に向かって──“ミサイルばり”が当たりそうになった瞬間、


 「──イブィッ!!!!」


イーブイがバッグの中に入れたボールから勝手に飛び出し──バキンッ! と音を立てながら、黒い氷塊を作り出して、“ミサイルばり”を弾き飛ばした。


侑「イーブイ……!?」


それを皮切りに──


 「ライボッ!!!」「ウォーーー!!!!」「ロンチィ…!!!」「ニャー」


私の手持ちが次々と、勝手に飛び出してくる。


侑「み、みんな……!? ダメ、ボールに戻って!!」

かすみ「侑先輩と違って、ポケモンたちはやる気みたいですね……!! テブリム!! “サイコショック”!! ヤブクロン!! “ヘドロばくだん”!!」
 「テブリッ!!!」「ヤーブゥ!!!!」


かすみちゃんは、飛び出してきた私の手持ちを見て、ますます激しく攻撃をしかけてくる。


侑「あーもうっ!!! ニャスパー、“サイコキネシス”!! ドロンチ、“りゅうのはどう”!!」
 「ニャー」「ロン、チィィィ!!!!」


ニャスパーが“サイコショック”を“サイコキネシス”で静止させ、ドロンチが“りゅうのはどう”で“ヘドロばくだん”を撃ち落とす。


かすみ「やっとやる気出しましたね……っ!! じゃあ、これならどうですか!!」


そう言いながら、かすみちゃんはテブリムを持ち上げ──ニャスパーに向かってぶん投げてくる。


 「テブッ!!!」

 「ニャッ!?」


テブリムが拳を構えて迫ってくるが、


侑「ウォーグル!!」
 「ウォーーーーッ!!!!!」

 「テブッ!!!?」


ウォーグルが上から爪で叩き落とす。

が、



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