560: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:38:47.16 ID:Sh64zN700
璃奈「……!」
研究室にいるとき、璃奈ちゃんが急に椅子を跳ねのけるようにして、立ち上がった。
愛「り、りなりー? どうしたの? 何かひらめいたん?」
璃奈「………………わかった」
彼方「わかったって……何がわかったの〜……?」
璃奈「世界を………………救えるかも……しれない……」
果林「ホントに……!?」
私は、思わず璃奈ちゃんの両肩を掴んで、
果林「一体どういう方法なの……!? 璃奈ちゃん……!!」
思わず彼女に詰め寄るように訊ねてしまう。
愛「ちょ、カリン……!」
璃奈「……か、果林さん……い、痛い……」
果林「あ……ご、ごめんなさい……」
愛「……カリンが人一倍気持ちが強いのは知ってるけど……そんな風に詰め寄ったら、りなりーが困っちゃうからさ……」
果林「そう、よね……ごめんなさい……」
璃奈「うぅん……大丈夫」
彼方「それで……どういう方法なの……?」
彼方が訊ねるけど、
璃奈「……それは……」
璃奈ちゃんは、何故か酷く歯切れが悪かった。
璃奈「…………言っていいのか……わからない」
果林「言っていいのか……? わからない……?」
私は思わず眉を顰める。
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