500: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/01(日) 12:24:52.29 ID:w+jDVHjQ0
せつ菜「わ、私が貴方に何をしたのか、理解して──」
千歌「んー、それはもう、この際どうでもいいや」
せつ菜「……!」
千歌「今更私たちが語るのは、言葉じゃなくていいよ。……ポケモンバトルで語ろうよ」
せつ菜「……」
千歌「私が勝ったらチャンピオン防衛。せつ菜ちゃんが勝ったら──今日からせつ菜ちゃんがオトノキ地方のチャンピオンだよ」
せつ菜「…………」
せつ菜ちゃんが、腰からボールを外して手に持った。
千歌「ありがとう」
──あのとき、私が未熟だったせいで、伝えられなかったことを伝えに……ここに来たから。
オトノキ地方のチャンピオンとして──誰よりも、ポケモンバトルを愛する……一人のポケモントレーナーとして。
千歌「──オトノキ地方『チャンピオン』 千歌!! 行くよ、せつ菜ちゃん……!!」
今度はちゃんと──伝えてみせるから……!!
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