490: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/01(日) 12:11:24.71 ID:w+jDVHjQ0
かすみ「ひ、日差しが裏目に出てる……!」
しずく「く……!! インテレオン、“あまごい”!!」
「──インテ!!」
しず子が出したインテレオンが雨を降らせて炎の勢いを弱めようとするけど──あまりの炎の勢いに消火が間に合わず、燃え盛る炎がサニゴーンに襲い掛かる。
かすみ「“ミラーコート”!!」
「ニゴーーーンッ!!!」
2度目の“ミラーコート”を構えるが──
せつ菜「2度も同じ技で反射出来ると思ってるんですか?」
かすみ「……!?」
“マジカルフレイム”はサニゴーンの目の前で──クンと軌道を上に逸らし──
「ベァァァッ!!!?」
その背後に居たツンベアーに襲い掛かる。
しずく「ツンベアー!?」
「ベァァ…」
ツンベアーが炎に焼かれて、その場に倒れる。
さらに、
せつ菜「──“ロックブラスト”!!」
「ガドーーンッ!!!!」
「ニゴーーンッ…」
炎を纏った岩石がサニゴーンを吹き飛ばす。
さらに、追撃、
せつ菜「“かみなり”!!」
「──ジジジジッ」
かすみ「ジュカインッ!! 尻尾立ててぇっ!!」
「カインッ!!!!」
落ちてきた青い柱をジュカインの“ひらいしん”で吸収する。
……が、青白い稲妻は何故かさっきよりも威力が強く、吸収しきれなかった電気が、稲光となって、周囲に迸る。
しずく「かすみさんっ! 伏せて!!」
かすみ「わわっ!?」
しず子に腕を強引に引っ張られ、転ぶように伏せると──今さっきまでかすみんの頭があった場所を稲妻が走る。
かすみ「な、なんで吸収できないの……!?」
しずく「たぶん、ズガドーンしか攻撃してないタイミングあったから、その間に“じゅうでん”してたんだと思う……っ! きゃぁっ!?」
しず子の目の前に──バチンと稲妻が爆ぜて、声があがる。
「カインッ…!!!」
かすみ「ぐぅ……っ! ……じ、ジュカイン頑張ってぇ……!!」
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