侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
1- 20
475: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/31(土) 12:36:00.56 ID:8UVAxvmj0

しずく「そして、その先で……せつ菜さん、貴方が彼女たちに与していることを知りました」

せつ菜「…………」

しずく「貴方が敵だとしたら……恐らく、まともに戦って勝てるトレーナーは千歌さんしかいない。ですが、その千歌さんも捕らえられていた。そこで私は考えたんです──まともじゃない戦況に貴方たちを引き摺り込むしかないと」


そう言った瞬間、


 「サ…ナ…」


私のすぐ足元で、瀕死寸前になっていたサーナイトが私の足を掴む。次の瞬間、フッと視界が切り替わる。


かすみ「へっ!? し、しず子が急に目の前に……!?」

せつ菜「っ……!? “テレポート”……!?」

しずく「かすみさん、走るよ!!」

かすみ「う、うん……!」


私はかすみさんの手を取って走り出す。それと同時に、


しずく「サーナイト、お願いね……!」
 「サナ…」


サーナイトに私のバッグを持たせ──再度“テレポート”させる。


せつ菜「くっ……!! 待ちなさい!!」

かすみ「えとえとえと……かすみん、何がなんだか……」

しずく「簡単に言うとね……! 私は最初から──せつ菜さんと果林さんを分断させて、多対一になる形を作ろうとしてたってこと!!」

かすみ「……!! じゃあ……!!」

しずく「かすみさん!! 二人でせつ菜さんを倒すよ!!」

かすみ「しず子……!! うんっ!!」


かすみさんとの共同戦線による──せつ菜さんとの戦いの火蓋が切って落とされた。





    🎀    🎀    🎀





歩夢「侑ちゃん……」

侑「歩夢……」


ああ……久しぶりの侑ちゃんの匂い……侑ちゃんの温もり……ずっとこうしていたいけど……。


リナ『ゆ、侑さん、歩夢さん……再会が嬉しいのはわかるけど……』 || >ᆷ< ||

歩夢「そうだね……侑ちゃん、行こう」

侑「歩夢……うん!」


リナちゃんに促されて立ち上がる。

直後──


果林「──“かえんほうしゃ”!!」
 「コーーーンッ!!!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice