352: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:44:37.07 ID:0yMsBTVK0
海未「果南、曜、善子、侑。お疲れ様です」
善子「だーかーらぁー……!」
海未「セキレイの中央街で会議室を借りています。とりあえず、そちらへお願いします。ルビィと理亞もそちらで待っているので」
善子「聞きなさいよ!」
曜「はいはい、善子ちゃん行くよ〜」
侑「あはは……」
私たちは一旦、落ち着いて話が出来る場所へ移動します。
🎹 🎹 🎹
海未「──さて……まずは皆さん、お疲れ様です。どちらの作戦も滞りなく進んだようで何よりです」
海未さんが全員を見回す。
海未「とりあえず、次の動きですが……」
果南「リナちゃんとマナフィをピンクダイヤモンドの場所に連れていく。だよね」
海未「はい。それが最優先になりますね。……なので、理亞。聖良の件については……」
理亞「そっちが終わってからで大丈夫。……ねえさまは、ちゃんとここにいるから」
そう言いながら、理亞さんはピンク色をした宝石を抱きしめていた。
海未「そう言っていただけると助かります。では、早速向かって欲しい……と言いたいところですが、マナフィ班は帰ってきたばかりで疲れているでしょうから、今日は休んでください」
海未さんの言葉で正直ホッとする。
リナちゃんのことは急いだ方がいいけど……さすがにくたくただし、ベッドで休みたい気持ちだった。
海未「侑もかすみも今日は一度、家に帰るといいでしょう」
善子「こっちに残る人は、私の研究所に泊まるといいわ。部屋は余ってるし」
鞠莉「ええ、そうさせてもらうわ」
ルビィ「ルビィと理亞ちゃんは……一旦自分の町に帰るつもりです。お姉ちゃんも心配してるだろうし……」
理亞「いつまでも自分の管轄を希さんに任せておくわけにいかないしね……」
曜「私も一旦セキレイの警固に戻ります。ことりさんはただでさえカバー範囲が広いんだから、私もサポートしないと……」
海未「わかりました。では四天王たちには私の方から連絡を入れておきます。では、明日の作戦は果南、鞠莉、善子、彼方、侑、かすみの6人でお願いします。……そういえば、マナフィはともかく、ギラティナは言うことを聞いてくれそうですか?」
鞠莉「それなんだけど……さっき、確認のためにギラティナをボールから出したら、姿が変わっていたの」
海未「姿が……ですか……?」
鞠莉「たぶん、やぶれた世界と違って、こっちの世界にいる間は、元の姿が維持できないんだと思うわ。そのときに、ギラティナからこれが落ちてきたんだけど──」
そう言いながら、鞠莉さんが大きな金属の塊のようなものを取り出す。
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20