271: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/24(土) 11:54:39.45 ID:ITfcLIGe0
果南「さて……それじゃ、私たちはまずウラノホシタウンに向かおうか。スワンナ、出番だよ」
「──スワン」
善子「出てきなさい、ドンカラス」
「──カァーーー」
曜「ヨルノズク、出てきて」
「──ホホーー」
侑「行くよ、ウォーグル!」
「──ウォーーーッ!!」
それぞれが、飛行用のポケモンを出す。
鞠莉「ビークイン、お願いね」
「──ブブブブ」
理亞「クロバット」
「──クロバッ」
ルビィ「オドリドリ! 出てきて」
「──ピピヨピヨ」
『やぶれた世界調査』班も飛行用ポケモンを出すけど、
彼方「あ……そういえば彼方ちゃん、飛べるポケモンいないんだった」
かすみ「か、かすみんも持ってません……!」
鞠莉「ビークインで一緒に運べなくはないけど……かすみと彼方、二人とも乗せるとなると、ちょっと窮屈ね」
曜「あ、そういうことなら……かすみちゃん、ちょっとこっちおいで」
かすみ「? なんですかぁ?」
かすみちゃんがとてとてと曜さんのもとに歩み寄ると、
曜「これ、あげるね」
曜さんから、小さな小瓶と、笛のようなもの……そして折りたたんだハーネスらしきものが手渡される。
かすみ「これは……?」
曜「それは鳥笛って言って、吹くとキャモメたちが集まってくるはずだよ。集まってきたキャモメたちに餌をあげてハーネスで持ち上げてもらえば、どこでも飛行出来るはずだから」
かすみ「も、貰っちゃっていいんですか!?」
曜「うん♪ 私には今はヨルノズクがいるから、飛行には困ってなかったしね」
かすみ「ありがとうございます……! 大事に使います……!」
かすみちゃんは曜さんにペコリと頭を下げてお礼をする。
果南「それじゃ、みんな。準備はいい?」
曜「いつでも!」
善子「ええ、問題ないわ」
侑「はい!」
「ブイ」
リナ『リナちゃんボード「レッツゴー!」』 || > ◡ < ||
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