侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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228: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/23(金) 02:20:41.23 ID:gk2TE+8k0

 ■Intermission🍊



 「──マッシブーーーンッ!!!!」

千歌「ムクホーク!! “ブレイブバード”!!」
 「ピィィィィィ!!!!!!」

 「ッシブッ!!!?」


ムクホークが、マッシブーンを低空飛行の突撃で吹っ飛ばしながら、空へと上昇する。


 「ッシブ…!!!!」


もちろん、これくらいじゃ諦めてくれないことくらい理解してる。


千歌「“ふきとばし”!!」

 「ピィィィィ!!!!!」

 「──ッシブーーンッ!!!!?」


上空から強風を叩きつけて、マッシブーンを吹っ飛ばす──それと同時に、


千歌「ムクホーク!! おいで!!」
 「ピィィィィ!!!!!」


ムクホークを呼び寄せ──脚に掴まって、私は戦線を離脱した。





    🍊    🍊    🍊





千歌「……さすがに撒いたかな」


私は岩壁に小さな洞穴を見つけて、そこで一息吐く。


千歌「……とりあえず、ご飯にしよっか」
 「ピィィ」

千歌「みんなも出ておいで」
 「ゼル」「ワフ」「…バク」「…ワォン」


もともと出していたムクホークに加え、フローゼル、しいたけ。……そして、せつ菜ちゃんとの戦いで大ダメージを負った、バクフーンとルガルガン。

小さい洞穴だから、5匹もポケモンを出すとちょっと手狭だ。

そんな中で、私はバッグから“きのみ”を取り出す。


千歌「“シュカのみ”と“キーのみ”と“タンガのみ”しかないけど……みんなで仲良く分けて食べるんだよ」
 「ワフ」


しいたけは一鳴きすると、“キーのみ”と“タンガのみ”を咥えて、バクフーンとルガルガンの前に持って行く。


 「ワフ」
 「…バクフ」「…ワォン」


弱っているバクフーンとルガルガンには、“きのみ”を1つずつ渡して、


 「ワフ」
 「ゼル」



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