198: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/21(水) 15:28:54.94 ID:/nLmInIK0
🐏 🐏 🐏
リナ『侑さんたち……まだ降りてこない……』 || 𝅝• _ • ||
彼方「……そうだねー……」
果南「ん……」
──今日で、侑ちゃんたちがカーテンクリフを登りに行って……3日目だ。
そして、もう日も落ちてしまった。
つまり……タイムリミットの3日目の夜ということだ。
夜になってしまうと、山の中で動くのは難しくなる……。
リナ『やっぱり……カーテンクリフ往復を3日でこなすのはまだ早かったんじゃ……』 || 𝅝• _ • ||
果南「……いや、そうでもないみたいだよ」
彼方「……え?」
果南ちゃんがそう言って指差す先には──灯りを持った、二つの人影が見えた。
🎹 🎹 🎹
侑「おーい!! リナちゃーん!! 彼方さーん!! 果南さーん!!」
「イブィ♪」
かすみ「かすみんの凱旋ですよ〜!! おいしいご飯作ってくれましたか〜!?」
かすみちゃんが大きな声で訊ねると、
リナ『──侑さーん!! かすみちゃーん!! おかえりなさーい!!』 ||,,> ◡ <,,||
彼方「──とびっきりのご馳走作って待ってたよー!! 早く降りておいでー!!」
と、大きな声で返事をしてくれた。
かすみ「……へへ、かすみんたち、間に合いましたね♪」
侑「1日で戻るのは……かなりきつかったけど、どうにかなったね……」
かすみ「それじゃ、彼方先輩のご馳走フルコースが冷めないうちに、早く行きましょう♪」
侑「うん!」
──私たちはみんなのもとへ帰るために、ローズシティへと降りていくのでした。
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