侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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123: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/20(火) 12:33:07.67 ID:B+X5AS2s0

真姫「ニャイキング!! “メタルクロー”!!」
 「ニ゙ャア゙ァァァァァ!!!!!!!!!」

かすみ「うぇ!?」


かすみちゃんに向かって、ニャイキングが爪を構えて、死角から飛び掛かって来ていた。


真姫「周りを見てなさすぎよ」

かすみ「や、やば……っ!!」


爪がかすみちゃんを捉えようとした、その瞬間、


侑「ウォーグル!!」

 「ウォーーーーー!!!!!!」
かすみ「わぁ!!?」
 「サ……」


ウォーグルが、かすみちゃんとサニーゴをそれぞれの足爪で掴んで、一気に飛翔する。

──直後、ザンッ!! と音を立てながら、ドラム缶が切り裂かれ真っ二つになる。


かすみ「──ゆ、ゆうせんぱーい……ありがとうございますぅ〜……!」

侑「か、間一髪……!」


でも、ホッと息を吐く間もなく、


真姫「仲間を助けてる場合かしら? “サイコキネシス”!!」
 「メタァァァーー!!!!!」

侑「!?」
 「ブ、ブィ!!?」


メタグロスの“サイコキネシス”で、肩に乗っていたイーブイごと、私の身体が浮き上がり──そのまま、背後の壁まで吹っ飛ばされる。

──ドンッと背中から壁に叩きつけられて、


侑「……かはっ……!」


一瞬息が詰まる。


かすみ「侑先輩!?」

侑「……ぐ……うっ……!」


すぐに目を開けて、前方を見ると──


 「メタァァァ!!!!」


メタグロスがこちらに向かって“こうそくいどう”で接近してくる。

でも、私たちは“サイコキネシス”で壁に押し付けられているせいで、このままじゃ回避が出来ない。


侑「イーブイ……! “いきいきバブル”……!!」
 「ブ、ィィィ…!!!」


壁に押し付けられながらも、イーブイの体毛から──ぷくぷくと大量の泡が発生して、飛んでいく。

だが、


真姫「そんな攻撃で止まると思ってるのかしら?」

 「メッタァァァァ!!!!!」



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