【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.5
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127: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/12/03(土) 21:28:16.94 ID:ZSVkFOz00

雛菜「そんな用意された言葉じゃない。透ちゃんの中にある、透ちゃんだけが持っている言葉で教えてほしいって言ってるの」

透「……」

雛菜「『雛菜たちを救いにきた浅倉透』じゃなくていいの、本当の透ちゃんの言葉が知りたいから」


浅倉透は初めからずっと自分の背負った義務に準じてきたし、正体を明らかにしてからも浅倉透のコピーとして生きてきた。
そのことを隠さなくなってから、私たちの目にはしがらみを振り払っているように見えていた。

見えて『は』いた、でも実際は違った。

私たちの誰よりも近い場所で見つめてきた市川雛菜にはずっと見えていたのだ。
義務や役割という蛹の中で確かに脈打つ、存在としての核の存在が。
与えられた演算を精巧に行うだけのはずのAIがなぜか持ってしまった、たった一つの虚数解が。



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