【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.5
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/12/03(土) 21:13:50.57 ID:ZSVkFOz00
にちか「それよりも、これからのことを話しませんかー? おしおきまでの時間もそうないですし……」
夏葉「ええ、そうね。何度も確認しているけれどこの先の私たちに保証は何もない。今ある記憶や経験が残ることも、それを持ち帰る明日があることも」
果穂「この世界でしんじゃったあたしたちはもちろん……いきのこってたみなさんも、目を覚ますかどうかはいいきれないんですね……」
結華「こうやってみんなで掴み取った選択肢も、忘れてしまうのかもしれない」
美琴「この島で生活することで見つけられたもの、気づくことができたもの……その存在の否定はできないから」
美琴「……失ってしまうのは、少し寂しいね」
千雪「うん……この島での暮らしは勿論辛いことが多かったけれど、それが全て記憶からなくなってしまうのは違うわ」
千雪「そうよね、ルカちゃん」
ここで私に同意を促すか、と悪態でもついてやりたい気になったが、その言葉には賛同をする他なかった。
この島で無理やり顔を付き合わされたことで、美琴とはようやっと和解をすることができたわけだし、そういう機会は日常に転がっている物でもない。
それに、283の他の連中との交流も否定はしない。
事務所に対する憎しみの色眼鏡が常にあった私が、283に好意的な感情を抱くことなどなかったろう。
記憶を失うということは、この変化を全て無に帰すということなのだ。
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