94: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/01(火) 23:52:59.14 ID:UaHzC7GK0
■Intermission🐥
只今ことりは、ウテナシティに戻る真っ最中。
ことり「……」
空を切りながら飛ぶチルタリスの背後から、
ことり「……やっぱり、視られてるよね」
「チルゥ」
ずっと視線を感じていた。
それも今日に限ったことじゃない、ここしばらくはずっとだ。
気のせいかな……とも思っていたけど、いい加減犯人さんを突き止めてしまった方がよさそうだ。
私は背後を振り返り、
ことり「追いかけてきている人!! 出て来てください!!」
背後に向かって大きな声で呼びかける。
ただ、ここは上空。隠れる場所なんてないはず。
だからこそ、ことりも気のせいだと思っていたんだけど……あまりに強い視線──というよりも、圧を背中に感じ続けていた。
何かがいるのはほぼ間違いないと、ことりの勘がそう言っていた。
その刹那──
ことり「きゃぁっ!?」
突風のように何かがことりの横を猛スピードで横切った。
ことり「やっぱり何かいる……!!」
「チルゥゥゥ!!!!!!」
一気に臨戦態勢に入るものの──ギュンッ!!
ことり「っ……! 回避っ!!」
「チルゥッ!!!」
咄嗟に回避を指示。
チルタリスは身を捩り、辛うじて避けられたものの、相手の動きが速過ぎて姿が捉えられない。
恐らく、純粋なスピードだけで逃げ切るのはチルタリスでは難しい。
もっと、スピード重視の子に入れ替えるのも考えたけど──
私はすぐに、純粋な速さ比べも力比べもするべきではないと判断する。
何故なら──私の知る限り、こんな高速で飛行しながら、攻撃を行うポケモンは“ひこうタイプ”には存在しないと思ったから。
相手が何者かもわからないまま、隠れる場所もないこの空中で、戦いを続けるのは得策じゃない。
ことり「……ならっ!!」
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