890: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/12(月) 01:29:17.05 ID:ropYqdR40
■Intermission🍅
真姫「……これは予想以上に酷いわね」
──現場に到着した私は、『KEEP OUT』のテープを潜りながら、眉を顰める。
先ほど会議をしたビジネスタワーは外から見ても、中の惨状がよくわかる状況だった。
あちこちガラスは割れているし、中にはあちこちに瓦礫があって、砂煙が立ち込めている。
ここで戦闘があったというのは本当らしい。
私が、タワー内に立ち入ると、
ジュンサー「真姫さん……! お待ちしておりました!」
ジュンサーが私に気付いて、駆け寄ってくる。
真姫「これはまた……派手にやられたみたいね」
ジュンサー「はい……。ですが、お陰で助かりました……」
真姫「お陰で……? なんの話?」
ジュンサー「もしかして、まだご存じないんですか……? ポケモンを撃退したトレーナー──真姫さんの秘書の方と伺ったんですが……」
真姫「菜々が……?」
確かに菜々なら、並大抵のポケモンには負けることはないと思う。
ただ、そうなってくると、逆に気になることがある。
真姫「……それで、菜々──私の秘書は事件後、どこにいったのかしら……?」
これだけのことがあったのに、何故、菜々本人から連絡がないのかが不可解だ。
ジュンサー「警察の方から軽く事情を伺ったあと、彼女のお父様と一緒に帰られましたよ」
真姫「……え?」
ジュンサー「どうかされましたか……? 顔色が悪いですが……」
真姫「……いえ、大丈夫よ」
ジュンサー「それなら、いいんですが……。詳しい事件の詳細をお話ししますので、こちらに」
真姫「……ええ」
──まさか……菜々が戦っている場面に、菜々の父親もいたのでは……?
そんな疑惑が頭を過ぎる。
真姫「菜々……」
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