侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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780: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/07(水) 12:13:54.15 ID:0Ok5BWPG0

かすみんの後ろで流れるリナ子の図鑑解説とその感想を聞く限り、タマンタはまだ進化していない姿らしい。


かすみ「曜先輩ったら、ジム戦用のポケモンなのに進化させてないで大丈夫なんですかぁ〜?」

曜「ふふ♪ 舐めてかかると痛い目見るよ! “バブルこうせん”!」
 「タマ〜〜!!!」


水面から顔を覗かせたタマンタが、泡の光線を吐き出してくる。


かすみ「ヤブクロン! “ヘドロこうげき”!」
 「ヤブッ!!!!」


対抗するように、ヤブクロンが口から毒液を飛ばし、両者の攻撃がぶつかり合って、相殺する。


しずく「か、かすみさん! 海にヘドロなんか流したら……」

かすみ「え、ええ!? そんなこと言われても困るんだけどぉ!?」

曜「大丈夫だよ。このフィールド内は外の海からは隔離されてるから」

かすみ「そ、そういうことは先に言ってくださいよぉ!!」

曜「あはは、ごめんごめん♪」


むむ……曜先輩は顔馴染みということもあって、なんだか緊張感がない……。

で、でもでも! かすみん、手を抜いたりなんかしないんですから……!


かすみ「ヤブクロン、追撃の──……あ、あれ……?」


攻撃を畳みかけようとした矢先、


かすみ「た、タマンタはどこですか……!?」
 「ヤ、ヤブクゥ…」


気付けばタマンタはさっき顔を出していた水面から姿を消していた。

かすみんがキョロキョロと周囲を見回していると──ちょうど、背後からバシャっと何かが跳ねる音がした。


曜「タマンタ! “エアスラッシュ”!!」

 「タマァ〜〜!!!」

かすみ「!?」


驚いて振り向くかすみんの真横を“エアスラッシュ”が横切って、


かすみ「し、しまっ……!?」
 「──ヤブゥ!!!?」


ヤブクロンに直撃した。


かすみ「ヤブクロン、大丈夫……!?」


思わずヤブクロンに駆け寄る。


 「ヤ、ヤブ…!!」


すぐに起き上がるヤブクロン。どうやら、大きなダメージにはなっていないようで安心する。


侑「そうか……浮島の下は海だから、潜られると簡単に背後を取られちゃうんだ……」



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