779: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/07(水) 12:12:58.60 ID:0Ok5BWPG0
かすみ「どんな場所でも戦えてこそ立派なポケモントレーナーです! もちろん、受けて立ちます!」
曜「あはは♪ かすみちゃんなら、きっとそう言ってくれると思ってた! それじゃ、フィールドに上がって!」
かすみ「はい!」
曜先輩に促されて、かすみんはマンタインから浮島の端っこに乗り移る。
乗った瞬間──波に合わせて上下する特有の揺れを感じる。
かすみ「う……結構揺れる……」
曜「まだ観戦席が完成してないから、侑ちゃん、しずくちゃんはマンタインの上から観戦してもらってもいいかなー?」
しずく「はーい! 承知しましたー!」
侑「わかりましたー! ……くぅ〜……私もあそこに乗ってみたかったぁ……!」
リナ『まだ言ってる……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
「イブィ…」
かすみんは、浮島の上で軽く跳ねてみる。
特有の揺れこそあるものの、立っていられないとか、そんなことはないし、簡単にひっくり返ったり、沈んだりということもまずなさそうな、しっかりとした浮島で少し安心する。
これなら、きっと大丈夫……!
曜「ちなみにこのバトルフィールドにはトレーナースペースはないから、フィールド内でだったら、トレーナーも自由に動きまわって大丈夫だからね! ただし、わざと相手トレーナーを狙ったり、相手のポケモンの攻撃をトレーナーが身体で防ぐのは禁止だよ」
フィールドの形だけじゃなくて、フリーバトルに近い形式みたいですね……! かすみん好みの面白そうなルールじゃないですか……!
曜「さて、それじゃ始めようか! かすみちゃん、準備はいい?」
かすみ「はい! お願いします!」
曜「使用ポケモンは4匹! 全員戦闘不能になったら決着だよ! セキレイジム・ジムリーダー『大海原のヨーソローシップ』 曜! 君の全力の航海、私に見せて!」
曜先輩は敬礼してから、ボールをフィールドに向かって投げ放った。
バトル──開始です……!!
👑 👑 👑
かすみ「行くよ、ヤブクロン!」
「ブクロン!!」
かすみんの1番手はヤブクロン! 対する曜先輩は、
曜「タマンタ! 出発進行!」
「タマ〜」
マンタインを二回りくらいちっちゃくしたポケモン、タマンタが1番手。
タマンタは、ボールから飛び出すと同時に、中央の水中にザブンとダイブする。
リナ『タマンタ カイトポケモン 高さ:1.0m 重さ:65.0kg
2本の 触角で 海水の 微妙な 動きを キャッチする。
とても 人懐っこく 人間の 船の 近くまで 寄ってくる。
テッポウオの 群れに 混ざって 泳ぐことが 多い。』
侑「タマンタって確か……マンタインの進化前だよね?」
しずく「はい、そうですね……」
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