724: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/04(日) 01:55:00.14 ID:iC9FggQ30
■Intermission🎹
──そこは温かい丘だった。
「ベベノ〜♪」
「ベノ〜」「ベノム〜」「ベベベノ〜」
その温かい丘で、小さなポケモンがたくさん楽しそうに飛んでいる。
みんな同じポケモンで紫色のポケモンだけど……そのうちの1匹だけは目を引くような白と黄色の白光色をしていた。
「ベノ〜♪」
「アタシたちに楽しいこと、報告してくれてるのかもね♪」
「うん。きっとそう」
──女の子二人がそんな会話をしていた。
そのうちの一人に──
「ベベノ?」
さっきの小さなポケモンが1匹近づいてくる。
この子はたくさんいる紫色の子のうちの1匹だ。
その子は白光色の子と一緒に踊り始める。
「ベベノ〜♪」「ベベノ〜♪」
「この子なら、仲良くなれそう」
「そうだね。ねぇ、ベベノム、よかったらアタシたちのベベノムと友達になってよ」
「ベベノ〜♪」
「よかったね、ベベノム♪ 友達出来たよ♪」
「ベベノ〜♪」「ベベノ〜♪」
「また、賑やかになるね」
「だね〜♪」
なんだか楽しくて、嬉しくて、温かな光景だった……。
「ニャァ…」
──
────
──────
侑「……んぅ……」
目が覚める。
侑「…………まただ」
また、この夢……。
最近、よく見る……。
侑「なんなんだろ……?」
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