698: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/02(金) 11:42:22.37 ID:s0SNcJvm0
侑「こ、これって……もしかして……!?」
歩夢「進化の……光……」
ラビフットが、最後の姿へと、その身を変える。
「──バーーーース!!!!!」
侑「歩夢……! ラビフットが、進化したよ!!」
リナ『最後の姿……エースバーンだよ!!』 ||,,> 𝅎 <,,||
リナ『エースバーン ストライカーポケモン 高さ:1.4m 重さ:33.0kg
小石を リフティングして 炎の サッカーボールを つくる。 するどい
シュートで 相手を 燃やす。 攻守に 優れ 応援されると さらに
燃えるが スタンドプレイに 走り ピンチを 招くこともある。』
歩夢「エースバーン……!」
残るポケモンは、
花陽「ごめん凛ちゃん……また、先にやられちゃった……」
凛「大丈夫! 凛がどうにかするから!」
「ムキィィィィ!!!!!」
凛さんのオコリザルと、侑ちゃんのイーブイ。
そして、新しい姿を得た、私のエースバーン。
前回とほとんど同じシチュエーション。
侑「歩夢、大丈夫?」
歩夢「え?」
侑「前のときと……ほとんど同じだから」
歩夢「……」
確かに、ちょっとドキドキしていた。
また、同じ失敗をするかもって、そんな気にもなるけど。
歩夢「うぅん、平気。前の私だったら、プレッシャーを感じてたかもしれないけど……」
今は、大丈夫。
むしろ、今は、
歩夢「あのときの失敗を、乗り越えるチャンスなんだって、思えるんだ」
侑「歩夢……」
あの大失敗から、ずっと私の心につっかえていたものを、前に進むことを遮っていた壁を──全部、全部、壊して、前に進めるんだって。
侑「……うん! 進もう! 前に!」
歩夢「うん! 行こう! 前に!」
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