649: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/30(水) 12:52:11.67 ID:4td2vpP20
かすみ「なんかを攻撃してる……!?」
しずく「まさか、私たちみたいに落ちてきた人なんじゃ……!」
かすみ「……!?」
さすがにそれは放っておくわけにはいかない。
かすみ「しず子!! サポートして!!」
しずく「う、うん!」
かすみんは一人でヤブクロンたちが群がってる場所に駆け寄りながら、抱えたサニーゴを前方にかざす。
かすみ「“パワージェム”!!」
「……ニゴ……」
──ヒュンヒュンと輝くエネルギー弾が飛び出し、
「ヤブ…!!?」「クロンッ…!!!」
数匹を弾き飛ばす。
「ブクロン…」「クロンッ」
それと同時に、かすみんたちの攻撃に気付いたヤブクロンたちが、一斉にこっちに振り返り──飛び掛かってきた。
しずく「キルリア!! マネネ!! “サイコキネシス”!!」
「キルッ!!!」「マネネッ!!!」
が、ヤブクロンたちはしず子たちの攻撃で、空中で動きを止める。
かすみ「ナイスしず子!! ジュプトル!! “きりさく”!!」
「プトルッ!!!」
踏み切って高く跳んだジュプトルが、空中で釘付けにされていたヤブクロンたちを、1匹ずつ斬り裂いていく。
その隙にかすみんは、ヤブクロンたちに襲われていた人のもとへ滑り込む。
かすみ「だいじょう……ぶ!?」
かすみんが突っ込んだ先にいたのは──
「…ヤブ」
またしても、ヤブクロンだった。
かすみ「へ!? ヤブクロンがヤブクロンを襲ってたの!? どゆこと!?」
しずく「かすみさん! そこにいた人は無事!?」
かすみ「それが……」
駆け寄ってくるしず子に、身を退けて、ヤブクロンの姿を見せると、
しずく「え、ヤブクロン……!?」
しず子も困惑したような顔になる。
が、考える間もなく、
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