592: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/27(日) 15:53:01.95 ID:4KWPSfBf0
歩夢「やっぱり、動くものが気になるのかな……?」
リナ『確かにネコポケモンは動く物体を追いかける習性がある。ここまで興味を持ち続けるのは珍しい気がするけど』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
侑「ふーん……。……ねぇ、ニャスパー」
「ニャァ?」
侑「もしかして、リナちゃんのこと好きなの?」
リナ『私、好かれてる? リナちゃんボード「テレテレ」』 ||,,╹ᨓ╹,,||
「ニャァ」
侑「……ダメだ、全然わからない」
鳴いて相槌こそ打つものの、無表情すぎる。
侑「この子の“おや”だったら、わかるのかなぁ……?」
歩夢「早く、見つかるといいんだけどね……」
侑「そうだねぇ……」
まあ、今のところ手掛かりもない状態だからなぁ……。
すっかり髪も乾かし終わり、再びベッドに身を投げ出すと──
侑「……ふぁぁ」
あくびが出る。
侑「眠くなってきた……」
歩夢「ふふ。今日は朝からジム戦もしたから、そろそろ休もうか」
侑「そうだね……」
もぞもぞと動きなら、布団を被ると──
「…ブイ」
イーブイが私のベッドを抜け出して、歩夢のいるベッドにぴょんと飛び移る。
歩夢「イーブイ、私と一緒に寝る?」
「ブイ♪」
「タマァ…」
歩夢「タマザラシも一緒に寝ようね〜」
「タマァ…♪」
侑「……」
リナ『侑さん、ドンマイ』 ||;◐ ◡ ◐ ||
全く……ホントに誰が“おや”なんだか……。
イーブイの歩夢ラブなところに内心呆れながらも、私は目を瞑る。
歩夢の言ったとおり、今日は朝からジム戦もあったし、疲れからか睡魔はすぐに訪れた。
おやすみなさい……また、明日も頑張ろう……。
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