236: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/09(水) 11:29:46.54 ID:hVp6cgNM0
侑「ぷっ、あ、あははははは!! も、もうやめ、やめてぇ! あははははははは!!」
歩夢「……大丈夫かな?」
「ブイ…」
🎀 🎀 🎀
──ドッグランを歩くこと数分。
傘をしまい、レインコートを着込んで、ドッグランを前進中。
歩夢「……だんだん、ゴロゴロって音……大きくなってきてるね」
侑「うん。それだけ雷雲に近付いてるってことだと思う」
リナ『恐らく、もう少しでラクライの群れの活動圏内に入ると思う。気を付けて』 || ╹ᇫ╹ ||
愛「それじゃ、作戦のおさらいだよ」
先頭を歩いていた愛ちゃんが、レインコートのフードを目深に被り直しながら、最後の確認を促してくる。
愛「襲い掛かってくるラクライは迎撃するけど、基本的には前進を優先すること! いちいち全部相手するには数が多すぎるからね」
侑「うん、わかった」
愛「“キリ”がないから、“キリキリ”進むこと! なんつって!」
侑「ぷふっ……く、くくく……」
「ブイ…」
歩夢「愛ちゃん、話を進めてもらっていい?」
愛「OKOK! 先頭は愛さんが切り開くから、後ろからサポートお願いね」
侑「く、くく……はぁ……。……え、えっと、私はしんがりを勤めるね」
愛「お願いね、ゆうゆ! 最後に戦力の確認!」
愛ちゃんがモンスターボールから手持ちを出す。
「ルリ…」「ソーナノッ!!」「シャンシャン♪」
愛「愛さんの手持ちの、ルリリ、ソーナノ、リーシャンだよ♪ エレズンは生まれたばっかだから、今回は戦闘には出さない方向で!」
リナ『エレズンはラクライたちから狙われるだろうし、それが無難』 ||  ̄ ᨈ  ̄ ||
愛「ゆうゆと歩夢のポケモンは、イーブイとサスケ以外にもいるのかな?」
侑「うん。出ておいで、ワシボン」
「──ワッシャッ」
歩夢「ヒバニー、出てきて」
「──バニバニッ!!」
愛「ワシボンにヒバニーだね」
「バニー…」
歩夢「でも、この雨だから……ヒバニーあんまり元気がなくて……」
愛「ほのおタイプだから、そこは仕方ないね……ワシボンもでんきタイプのラクライ相手に無理はさせられないね」
「ワッシャァッ!!!」
侑「うん。でも、ワシボン自身はやる気まんまんみたい」
愛「あはは、頼もしいね♪」
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