227: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:56:27.96 ID:YYNh6Lpr0
地面に転がる真っ白なサニーゴが緩慢な動きで、少し浮く。
「…………」
かすみ「…………」
のろのろと浮かび上がりながら、こちらに向ける顔は──綺麗で美しいサニーゴのソレとは思えないくらい、虚ろな目をしていた。
しずく「あ、あはは……か、可愛がってあげようね、かすみさん……」
苦笑いする、しず子。そして──
かすみ「……あああああーーー!!! また、騙されたあああああーーーーー!!!!」
「…………」
夜のフソウ港に、かすみん今日一の叫びが響き渡ったのでした。
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