190: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/06(日) 14:43:39.67 ID:waqA86PW0
侑「えっへへ♪ “スマイルバッジ”、ゲットだね!」
「ブブイー♪」
これで、2つ目のバッジゲット……! 一時は辿り着けるかどうかも怪しいと思っていたけど、こうしてジムにも勝利出来て一安心だ。
花丸「あ、そうそう……このジムに挑戦した人みんなにお願いしてるんだけど……マルがジムリーダーだってことは、外では言わないでね?」
侑「あ、はい!」
歩夢「わかりました」
リナ『リナちゃんボード「ガッテン」』 ||  ̄ ᎕  ̄ ||
花丸「そういえば、侑ちゃん手持ちは2匹?」
侑「はい。……そろそろ、新しい手持ちが欲しいなーとは思ってるんですけど」
花丸「それなら、ダリアの南にある4番道路のドッグランに行くといいずら。あそこはいろんな種類のポケモンがいるからね」
リナ『ドッグランなら、どちらにしろコメコへの通り道だからちょうどいい』 ||  ̄ ᎕  ̄ ||
侑「じゃあ、次は南を目指して出発だね♪ 行こう!」
「ブブイ」
歩夢「そ、その前に……!」
侑「ん?」
歩夢「今日は、宿に泊まらない……? もう、夕方だよ?」
歩夢が上を見上げる。釣られて私も見上げてみると、上にある窓から夕日が差し込み始めていた。
どうやら、先ほどまでの雨も、バトル中に上がっていたらしい。
歩夢「今から4番道路に向かったら、夜になっちゃうから……」
花丸「それなら、宿を紹介してあげるから、そこに行くといいずら」
侑「え、いいんですか!?」
花丸「今日一日、ここに辿り着くために、街中走り回ったでしょ? そのお詫びというか、労いということで、挑戦者には宿を紹介してるずら。はい、これ紹介状。ホテルの受付に見せれば泊めてもらえるから」
侑「そういうことなら、お言葉に甘えて……」
花丸さんから、紹介状を受け取る。
花丸「それじゃ、侑ちゃん。ジム巡り頑張ってね! マルは滅多に外に出ないけど、ここから応援してるずら」
侑「はい! 頑張ります!」
結局、一日がかりでの挑戦になったダリアジムだったけど、どうにかクリア出来たことに胸を撫で下ろしながら──疲れを癒すために、私たちは宿へと向かうのでした。
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