133: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/03(木) 18:46:46.13 ID:aNVgiSRu0
かすみ「……食べた瞬間、さっきの“なまいき”な態度が一変しましたね……」
しずく「あ、もしかして……」
かすみ「?」
しずく「“ネコブのみ”の効果じゃないかな? ポケモンがなつきやすくなるって言う……」
かすみ「……! なるほど! じゃあ、この“きのみ”をたくさん食べさせれば……! ジグザグマ!」
「クマ?」
かすみ「もっと、“きのみ”食べていいですよ! その代わり、これからかすみんにいっぱい協力してください!」
「クマァ♪」
バッグをひっくり返して、ジグザグマの前に“きのみ”を落とすと、ジグザグマは幸せそうに、“きのみ”にむしゃぶりつき始めました。
かすみ「ふっふっふ……これで、お宝ザックザク計画は成功したようなものです……ふへへ」
「ガゥガゥ♪」「キャモッ」
しずく「結局、“きのみ”食べられちゃってるけど……」
かすみ「? しず子どうしたの? 変な顔して……?」
しずく「まあ、かすみさんがいいなら、それでいいと思うよ……」
かすみ「……?」
しず子の言葉に首を傾げる中、
「クマァーー♪」
ジグザグマの幸せそうな鳴き声が、しばらくの間、太陽の花畑に響いているのでした。
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