侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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121: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/03(木) 18:28:14.71 ID:aNVgiSRu0

善子「これがご褒美。好きなだけ持っていきなさい」

かすみ「す、好きなだけ!? ヨハ子博士太っ腹〜!! 大好き〜?」
 「ガゥガゥ〜♪」

善子「……あんた、たぶん大物になるわね」

しずく「あの……いいんでしょうか? ロメなんかは結構高価な“きのみ”ですよね……?」

善子「この研究所でたくさん栽培してる種類だから大丈夫よ。それにポケモンに使うだけじゃなくて、旅の食事用にもなると思うから」

しずく「何から何まで……ありがとうございます、博士」

善子「まあ、いいのよ。いろいろあったけど、私が自分で選んで、貴方たちにお願いしてるわけだからね」

かすみ「しず子も早く〜!」


自分のバッグに“きのみ”をたくさん詰めながら、しず子を呼びます。


しずく「って、かすみさん、そんなに持ってくの!?」

かすみ「だって、好きなだけ持って行っていいって言ってたじゃん!」
 「ガゥ♪」

しずく「いいって言っても限度があるでしょ!? 少しは遠慮しなさい!」


そう言いながら、しず子が私の手から“マトマのみ”を取り上げる。


かすみ「ちょ……! それかすみんのマトマ! 返してよぉ!」

しずく「これは戻すの……!」

かすみ「返してよ〜!」


二人で取り合っていた“マトマのみ”でしたが──揉み合っている拍子に……ぐちゃっ。


しずく「あ……」

かすみ「あぁ!? しず子が離さないから、潰れちゃったじゃん!」

しずく「ご、ごめん……」

かすみ「もう、もったいない……」
 「ガゥゥ…」


手にマトマの赤い汁が付いちゃいました……勿体ないですね……。かすみんは、手に付いた赤い汁を舌でペロっと舐める。


しずく「あ!? か、かすみさん、マトマの果汁なんか舐めたら!?」

かすみ「──からあぁあぁぁあぁあぁぁ!!?」
 「ガゥッ!!?」


ちょっと舐めただけなのに、口の中が燃えるような辛さに襲われる。

叫ぶかすみんにゾロアもびっくりして、肩の上から転げ落ちる。


かすみ「水!!! 水ぅ!!!!?」

しずく「大変!! えっと、水……!! メッソン!!」


──ボム。しず子が投げたボールから、メッソンが出てくる。


 「メソ…?」
しずく「かすみさんに向かって、“みずでっぽう”!」

 「メソー」


ぷぴゅーと可愛らしい音と共に、メッソンから放たれた水が、かすみんに襲い掛かる。



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