シンエヴァ もう一つの終わり ver1.12
1- 20
39:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/10(月) 23:55:40.44 ID:R3+wBdbD0
=== リリスの前 ===

 息を切らせて石畳を走るシンジとレイ

シンジ「あそこだ! マリさんが入っていった――」

 《神殿》の入り口が大きくなってくる

シンジ「どうしよう……マリさんを止めないと!」

 ふと眉をひそめるシンジ

 建物の入り口に人影が現れるのを見て歩度を緩める

 声を潜めるシンジ

シンジ「誰か来る!」

 薄明りのもとに歩み出るゲンドウ

シンジ「父さん……母さん!」

 ゲンドウの後方、神殿の入り口に立つユイ

 その傍ら、入り口の柱材に身を預けてかろうじて立っているマリ

シンジ「マリさん……」

 シンジの前に立つゲンドウ

ゲンドウ「よく来たな、シンジ」

シンジ「リツコさんが……みんなが助けてくれたんだ」

ゲンドウ「そうか」

 口元に、かすかに誇らしげな笑みを浮かべるゲンドウ

ゲンドウ「時間がない。これが最後だ」

 マリのほうをみるゲンドウ

 シンジたちに気づき、視線を上げるマリ

マリ「シンジくん……」

 こちらを見ているシンジとレイ

ユイ「さあ、真希波さん」

 ユイの顔を見るマリ

 微笑んでいるユイ



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
61Res/82.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice