シンエヴァ もう一つの終わり ver1.12
1- 20
22:名無しNIPPER[sage saga]
2022/10/10(月) 23:41:42.31 ID:R3+wBdbD0

 表情のない初号機の目がこちらを見ている
 
レイの声『ありがとう』

 一瞬ぽかんとするAAたち

 顔を見合わせ、嬌声をあげて笑い合い、いっせいに初号機に向かって手を振るAAたち

AA3「がんばれー!」

AA1「気を付けてねー!!……おっと!」

 初号機のほうへ起き上がろうとして、また9号機たちに抑え込まれる8号機

 身をかがめて穴をくぐり、暗がりの奥に向かって走り去っていく初号機

マリ「待てよ! わんこくーん!!」

 穴が修復されて元の風景に戻っていく

  :
  :

 街の遠望

 駅の近くで肉弾戦を繰り広げている5機のエヴァの巨体

 悲鳴とサイレンが鳴り響き、街じゅうから火災の黒い煙が立ち上り風にたなびいている

  :
  :


=== 暗い通路 ===

 暗がりを走る初号機

 周囲は古い石造りの神殿のような内装の、天井の高い通路

 走る初号機の手のひらから身を起こすシンジ

 髪が風になびき、シャツの裾がはためいている

 初号機の顔を見上げる

シンジ「綾波!」

 走る初号機が速度を緩める

 最後はふらつきながら立ち止まり、ひざまずく

 慎重にシンジを地面におろし、そのまま倒れこむ初号機



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
61Res/82.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice