【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
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◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/24(土) 22:59:28.14 ID:zI56V5m20
久しく体験していないカフェの喧騒にドギマギしながら、接客をこなす。
『ミナリンスキーちゃん、お誕生日おめでとう!』
一様にお客様たちが声をかけてくれる。
以下略
AAS
30
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/24(土) 23:00:11.02 ID:zI56V5m20
そんな疑問に耽る暇さえ無い程、店内は騒然としていました。
(あぁ、でもこの感じ、少し懐かしいかも・・・。)
私が以前、秋葉原でメイドのバイトをしていたときも、こんな感じだったから
31
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/24(土) 23:00:40.42 ID:zI56V5m20
---(私を知ってる、私が知らない世界)---
32
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/24(土) 23:01:11.67 ID:zI56V5m20
外の景色は一目瞭然でした。
「ここって秋葉原じゃないよ!」
どうして私がここに来てしまったのか、考える暇を与えぬようにとお客様がやってくる。
以下略
AAS
33
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:05:28.60 ID:eLX6FJ2o0
「Bonjour!(ハーイ!) コトリ! Travaillez-vous correctement?!(シッカリ働いている?!)」
数人の外国人女性グループが親しげに私に話しかけてくる。
(え?!この人たち私のことを知ってるの?!)
以下略
AAS
34
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:06:26.92 ID:eLX6FJ2o0
「お帰りなさいませ、お嬢様♪こちらへどうぞ♪」
そして当たり前のように、日本語で話しかけてしまう。
「Est-ce qu'aujourd'hui est un jour japonais?(何それ日本語?)」
以下略
AAS
35
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:07:17.80 ID:eLX6FJ2o0
「コトリ、Tu es si mignon ne pas etre mignonne aujourd'hui?(何か可愛くなった?)」
「Voyons.(ウンウン)、Tu es emotif.(何か気持ち入ってるよね。)」
向こうは私のことを知っている風だけど、私はこの人たちの事も言葉も全然分からない。
以下略
AAS
36
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:07:58.20 ID:eLX6FJ2o0
---(私の望んだ未来とは?)---
37
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:08:32.16 ID:eLX6FJ2o0
あっという間に時間が過ぎていく。
夕方に差し掛かり、客足も落ち着いてきた。
「あの・・・。マスター?今日って何日でしたっけ?」
以下略
AAS
38
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:09:21.11 ID:eLX6FJ2o0
「え?今日は9月の12日だよ?」
そう、私の誕生日・・・。
「ぇ、えっとぉ、今年って何年でしたっけ?」
以下略
AAS
39
:
◆HUg149YDMA
[sage]
2022/09/25(日) 21:09:53.51 ID:eLX6FJ2o0
(ここは日本で、私がずっとバイトしてたメイドカフェ・・・。)
(とても理解できないけど、もしかして扉の向こうは日本に繋がっちゃってたとか?)
何かとてつもない現象が起きていることは間違いなかった。
以下略
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