【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
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40: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:10:48.56 ID:eLX6FJ2o0
あ、そうだ、カレンダー!

ハッと気付いて大急ぎで壁にかかっているカレンダーを確認する・・・。

「2019年・・・。」
以下略 AAS



41: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:11:18.18 ID:eLX6FJ2o0
---(もしも、あの時留学していたら?)---


42: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:12:02.20 ID:eLX6FJ2o0
私の名前以外の単語はサッパリ分からない。

それでも、気持ちよく喋ってるみたいだし、適当に相槌を打っておこう・・・。

そうこうしていると、女性グループの一人が懐から小さな箱を取り出す。
以下略 AAS



43: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:13:17.22 ID:eLX6FJ2o0
差し出すその顔はとてもニコニコしている。

思わず後ろのマスターを見ると、何故かニコニコしながら頷いている。

私が受け取っちゃっても良い物なのかな・・・。
以下略 AAS



44: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:13:54.80 ID:eLX6FJ2o0
小箱を受け取った私に向けて、彼女達が『開けてみて』ってジェスチャーをしているような気がする。

意を決して開けてみた小箱の中身は、デフォルメされた鳥のブローチだった。

(鳥?何の鳥か分からないけれど、やっぱり私をモチーフにした物なんだよね?)
以下略 AAS



45: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:14:30.98 ID:eLX6FJ2o0
それを見た彼女達が最大級の歓喜を表現している。

つられて照れ笑いのような愛想を振りまいているとき、壁にかけてあったカレンダーが不意に目に入った。

『12 09 2019』
以下略 AAS



46: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:15:01.52 ID:eLX6FJ2o0
---(私は彼女に、どんな顔で会えば良かったのだろう)---


47: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 22:07:21.21 ID:eLX6FJ2o0
「こっとりちゃーーーん!お誕生日、おめでとぉーーー!!!」

それは突然店内に響き渡った。

もう何が起こってもって気分の私を尻目に、次々と私に祝意を述べる集団が入店してくる。
以下略 AAS



48: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 22:07:50.51 ID:eLX6FJ2o0
「穂乃果ちゃん?!それに、みんな?!!!」

見紛う事なんてある訳が無い。

あの時私が選ばなかった未来が確かにここにあった。
以下略 AAS



49: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 23:02:49.67 ID:eLX6FJ2o0
「折角だから、バイト中のことりちゃんにサプライズ!だよ!」

「ことりの迷惑になるから、止めておいた方が良いって言ったんですけど・・・。」

「お誕生日は、みんなでお祝いするにゃー!」
以下略 AAS



50: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 23:03:19.21 ID:eLX6FJ2o0
「こ、ことりちゃん。お誕生日おめでとうございます。」

「やっぱり誕生日は盛大に祝わないとね。さぁみんなでぇ〜ニッコニ・・・」

「なんで、そこでニコニーしなきゃいけないのよぉ!」
以下略 AAS



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