【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
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119: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:26:50.19 ID:eUOF9hjx0
「ことりちゃん?」

マスターが声をかけてくれる。

「・・・はい。お世話をおかけしました。」
以下略 AAS



120: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:28:36.07 ID:eUOF9hjx0
「ホイこれ。」

マスターに渡されたのは鳥を形どったブローチ。

それと・・・。
以下略 AAS



121: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:29:18.14 ID:eUOF9hjx0
---(こっちを選んだからって負けてると思われたくない)---



122: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:30:01.02 ID:eUOF9hjx0
「ことりちゃん・・・。」

なんだか複雑な顔をした穂乃果ちゃんが、私にスケッチブックを手渡す。

うん、全部言われなくても分かるよ。
以下略 AAS



123: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:30:35.28 ID:eUOF9hjx0
自然と力のこもる両の手を穂乃果ちゃんが優しく包み込む。

「ことりちゃんの衣装は、いつだって私達を輝かしてくれてたんだよ。」

「穂乃果ちゃん・・・。」
以下略 AAS



124: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:31:37.14 ID:eUOF9hjx0
---(私が自分らしくいられる場所は、私が決めるんだ)---



125: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:32:10.56 ID:eUOF9hjx0
何日かして私は今、二通のお手紙をしたためています。

一通は穂乃果ちゃんへ。

あの時、話しそびれた私の現況と伝えきれなかった想い。
以下略 AAS



126: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:32:44.54 ID:eUOF9hjx0
もう一通は、お母さんへ。

私はずっと、今の自分への不満をお母さんに責任転嫁していたと思う。

選択は自分自身の責任なのに、流されるままだった私は今までの状況を受け入れる事をしなかった。
以下略 AAS



127: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:33:29.87 ID:eUOF9hjx0
「ことり〜!そろそろ終わった〜?」

宿舎の外で、友達が声をかけてくれる。

「はーい!今行きますね〜!」
以下略 AAS



128: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:34:06.22 ID:eUOF9hjx0
---(私はどこかで、今の自分が見えなくなっていたのかもしれない)---



129: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/27(火) 00:35:06.09 ID:eUOF9hjx0
みんなから、一年前に枝分かれした世界の私が居た事を説明された。

私の体験からしたら、似たような事がコッチでも起こったのを理解するのは難しくありませんでした。

苦笑いしかでない空気を、フッとホールの照明が落とされる事で断ち切られる。
以下略 AAS



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