ヤングアベンジャーズ「少年期の終わり」
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110: ◆t8EBwAYVrY[sage]
2022/08/13(土) 21:46:03.56 ID:HVU4MYhZ0
 ――崩壊寸前のビル

ケイト「みなさん大丈夫ですか! 助けに来ました!」ザッ

 男性A「おお! ヒーローが来てくれた!」

 女性A「よかった! 私達助かったのね!」

ケイト「エレベーターは停止して階段は今にも崩れそうな状態です。窓から地上に向けてワイヤーを張るから、滑降して脱出しましょう」

 <SHOT! CLUNCH!

ケイト「よし、最初は子供から行きましょう。お嬢ちゃん、準備はいい?」

少女「あのね、パパのね、お仕事見学に来たらね、急にドーンってなってね……」

ケイト「もう安心よ。さ、このワイヤーでシャーっていこっか」

 カマラ<大丈夫〜! 私が受け止めるから!

少女「あのお姉ちゃん、おっきなクッションに変身しちゃった」

ケイト「ワイヤーの先でMs.マーベルが受け止めてくれるから安心して」

少女「で、でも……こんな高いトコ怖いよ……私はアベンジャーズのお姉ちゃんみたいに強くないから……」

ケイト「……いいこと教えてあげよっか。私はスーパーパワーを持ってないの。怪力も超スピードもなんにもない、あなたと同じ普通の女の子。でもアベンジャーズになれたのはどうしてだと思う?アベンジャーズになるにはどうすればいいでしょうか?」

少女「どうするの……?」

ケイト「できっこないと思うようなことでも挑戦して、勇気を出して恐怖に打ち勝つ。これはとっても難しいことだけど、誰にでもできることなの。あなたにもね」

少女「私にも……?」

ケイト「もちろん。誰だって恐怖に打ち勝つことはできる。恐れを振り払って立ち上がり、一歩を踏み出せば……あなたもアベンジャーズよ」

少女「……わかった。私、やるよ」

ケイト「うん、がんばろう!」


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